FIA F2:新チーム『UNI Virtousi Racing』が参戦。ロシアンタイムの体制を引き継ぐ

 FIA F2に新チームの『UNI Virtousi Racing』が参戦することが決定。2018年に牧野任祐が所属していたロシアンタイムの体制を引き継ぐこととなった。

 ロシアンタイムは2013年からF2に参戦し、2017年にはチームタイトルを獲得。2018年シーズンは、アルテム・マルケロフが3勝、牧野が1勝を挙げている。F2のなかでも有力チームのひとつだ。

 そんなロシアンタイムだが、同チームのマネジメントが担っていたVirtousi Racingが体制を引き継ぎ、2019年からは新チーム『UNI Virtousi Racing』としてF2に参戦することとなった。

 F2のCEOを務めるブルーノ・ミッシェルは「UNI Virtousi Racingが2019年のF2に参戦することを歓迎する」とF2公式HPで述べた。

「彼らはチャンピオンシップで成功を収めており、2019年シーズンも同じ高レベルのパフォーマンスを発揮することが期待できる」

「ロシアンタイムのスヴェトラーナ・ストエルニコワ、アルテム・マルケロフの長年の献身に感謝している。また、アルテムが素晴らしいドライバーに成長することを期待している」

 Virtousi Racingのオーナーを務めるアンディ・ロシュは、「UNI Virtousiが来シーズンF2に参戦することを発表できてうれしく思う」と語る。

「ロシアンタイムを2017年のチャンピオンにし、通算13勝を挙げ、38度の表彰台に導いた体制を2019年以降も継続していく。ドライバーについては、すぐに最終決定を下す」

イタリアレース1で優勝を飾った牧野と僚友のマルケロフ

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