ボルドーやSMカーンなどでのプレイを経て、2015年よりナントに在籍しているFWエミリアーノ・サラ(28歳/アルゼンチン国籍)。持ち前のヘディングシュートなどで幾度となく相手ゴールを脅かし、今季のリーグ・アン16試合消化時点で12得点をマーク。パリ・サンジェルマンでプレイするネイマールの11得点を上回り、現在同リーグ得点ランキングのトップタイに君臨している。
シュートミスの少なさに定評があるサラだが、この同選手の特長はスポーツデータサイト『Sofa Score』の統計にも表れている。同サイトは今季リーグ・アンでプレイしている全選手のシュート総数、及びゴール数を集計。その選手が放った全シュートのうち、何本が得点に結びついたかを“Goal Conversion(%)”として公表している。
同選手は今季のリーグ戦で28本のシュートを放ち、このうちの12本をゴールに結びつけているため、“Goal Conversion”は43%となる(小数点第1位を四捨五入)。これは今季のリーグ・アン10試合以上に出場している全20クラブのFW登録の選手中、3番目に優秀なパーセンテージだ。
10月にヴァイッド・ハリルホジッチ氏を新監督に据えたナントだが、同監督のもとでサラが急成長。監督交代後のリーグ戦8試合で8得点と驚異的なスタッツを叩き出しているほか、相手最終ラインへの果敢なチェイシングで守備の起点となるなど、攻守両面で高水準のプレイを披露するFWへと変貌を遂げている。ビッグクラブやアルゼンチン代表から手招きされる日も、そう遠くはないだろう。
【サラのゴール集】
参照元:youtube
【リーグ・アン第16節/ナント対マルセイユ】
参照元:youtube(サラの得点シーンは0分50秒~)