ホワイトソックスがインディアンスから強打者・アロンゾを獲得

数日後にマニー・マチャドと面会することが報じられているホワイトソックスだが、その前にマチャドの義兄弟をトレードで獲得することに成功した。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ホワイトソックスはマイナーリーグの外野手、アレックス・コールとのトレードでインディアンスから今季23本塁打の一塁手、ヨンダー・アロンゾを獲得。この動きはマチャド獲得レースにも影響を与えるかもしれない。

現在31歳のアロンゾは、今季インディアンスで145試合に出場して打率.250、23本塁打、83打点、OPS.738をマーク。一塁手として138試合に出場したように、指名打者としての出場経験はほとんどないが、ホワイトソックスの一塁にはシルバースラッガー賞受賞者であるホゼ・アブレイユがいる。アブレイユが指名打者としての出場をあまり好んでいないことを考えると、アロンゾは新天地では指名打者としての出場が多くなるかもしれない。

アロンゾは昨オフにインディアンスと2年1600万ドル+球団オプション1年の契約を結んでおり、来季の年俸は800万ドル。2020年は年俸900万ドルの球団オプションまたはバイアウト100万ドルとなっているが、来季終了後に身体検査をクリアし、2019年に550打席以上または2018~2019年の合計で1100打席以上をクリアすればオプション行使が保証される。今季は574打席であり、オプション行使のノルマまであと526打席である。

インディアンスに移籍するコールは2016年のドラフト3巡目で指名された24歳の外野手。今季はA+級とAA級で合計123試合に出場し、打率.248、12本塁打、58打点、6盗塁、OPS.760をマークした。

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