今季のセリエAで大きなサプライズを起こしているのがジェノアのFWクリシュトフ・ピアテクで、ここまで11得点を記録して得点ランク首位に立っている。
しかし、開幕直後に比べれば得点ペースは大きく落ちた。直近のリーグ戦8試合では2得点に留まっており、その2点もPKによるものだ。その間にユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド、ラツィオFWチーロ・インモビーレが10得点と迫ってきており、8得点のインテルFWマウロ・イカルディも得点王争いに加わってくるだろう。
ピアテクの場合は中堅クラブのジェノアに所属しているため、どうしてもチャンスメイク数の部分でユヴェントスのようなビッグクラブとは差が出てくる。このままピアテクが得点王争いをリードしていくのは厳しいだろう。
それでも伊『Secolo XIX』によると、ピアテクはまだ得点王を諦めていない。ロナウドとインモービレにも負けるつもりは全くないようで、シーズン終了までこのサプライズを継続させる考えだ。
「僕は今じゃなくて、シーズンの最後に得点王になっていたいんだよ。僕はアタッカーだからね。それを信じているべきだ。フットボーラーになるには自分を信じてないといけない。可能な限り高いところへ到達できるとね。僕はロナウドとインモービレを倒したいんだ」
ジェノアは16日にローマと対戦するが、ピアテクとしては流れの中からの得点を増やしていきたいところだろう。開幕当初に比べれば話題に上がる機会は減ったが、まだ得点王候補としてピアテクに注目していくべきだ。