現地時間19日にカラバオカップ準々決勝2試合が行われ、トッテナム・ホットスパーとアーセナルの”ノースロンドン・ダービー”が再び実現。チェルシーはボーンマスと対戦した。
リーグ戦ではアーセナルに打ち合いの末2-4で敗れたトッテナム。奇しくも同じ会場となったエミレーツ・スタジアムで、序盤からハイプレスを仕掛ける。いくつかの決定機を創出したトッテナムは、20分に素早いカウンターから最後はソン・フンミンが左足を振り抜き先制に成功。前回は得点後に複数失点を喫したが、同じ轍は踏むまいとディフェンス時に高い集中力を見せリードを維持する。すると59分、途中出場のハリー・ケインがディフェンスラインの背後に絶妙な浮き球のパスを供給。抜け出したデル・アリがループシュートを決めて貴重な追加点挙げる。無失点に抑えたトッテナムがアーセナルとのリベンジマッチを制した。
一方のチェルシーは、リーグ戦で完勝したボーンマスを本拠地スタンフォード・ブリッジに迎えた。昨年の同時期に行われたカラバオカップでも勝利しているチェルシーは、今試合も長短を織り交ぜたパスで優位にゲームを進める。長い時間ゴールレスが続いたものの、84分に左サイドから走り込んだエデン・アザールがこの試合唯一となる得点を決めてチェルシーが勝利。来年1月に行われる準決勝にコマを進めた。
