【プレミアリーグ】モウリーニョのいないクリスマス…ユナイテッドは浮上のきっかけを掴めるか 第18節プレビュー ~part1~

モウリーニョ退任後初の試合を迎える

ジョゼ・モウリーニョの電撃辞任。世界に衝撃を与えたマンチェスター・ユナイテッドは、混沌としたチーム状況でプレミアリーグ第18節を迎える。果たして、モウリーニョのいないクリスマスとなったユナイテッドは勝利で浮上のきっかけを掴むことが出来るか。

オーレ・グンナー・スールシャール暫定監督にとって初陣となるユナイテッド。記念すべき船出は相性のいいカーディフ・シティとの対戦だ。ユナイテッドはカーディフにリーグ戦12試合一度しか負けていない(8勝3分け)。最後に敗戦したのは1960年11月まで遡り、今試合で敗北となれば約60年ぶりの出来事となる。しかしここまで勝ち点26しか獲得できていないユナイテッドは、プレミアリーグ創設以来クラブワーストの記録で、プレミアム以前では1990-91シーズン以来のポイント数となっている(26ポイント)。またユナイテッドは、今シーズン29失点を喫していて、昨季の28失点をすでに上回る数字に。今季ユナイテッドが無失点で終えたのはわずか2試合しかない。

唯一無敗のリバプールはくせ者ウルヴスと

ジョゼ・モウリーニョに引導を渡す形となったリバプールは、プレミアで唯一無敗を継続中だ。ただ、今節相まみえるウォルバーハンプトンは厄介な相手で、今季リバプール以外の”ビッグ6”に1勝3分け1敗と互角の成績を残している。加えて2017年1月のFAカップ4回戦では、リバプールを下すジャイアントキリングを達成している。それでも、リバプール優位は揺るがないだろう。ウルヴスとのアウェイ戦ではここ5試合で負けておらず(2勝3分け)、3試合連続でクリーンシートを成し遂げている。

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