トヨタ 先代センチュリーの実燃費レポートを紹介
2018年は20年に1回のトヨタセンチュリーのモデルチェンジイヤーだった。これに（勝手に）ちなみ、筆者が購入したV12型エンジン搭載の先代センチュリーの紹介に続き、試乗レポートを兼ねた、怖いもの見たさもある？燃費レポートをお送りしたいと思います。
トヨタ 先代センチュリー 実燃費レポート 目次
※以後先代センチュリーはV12センチュリー、現行センチュリーはハイブリッドセンチュリーと表記します
V12 センチュリー 概要
使用した私のV12センチュリーのスペックは2000年式走行14万5000km、フロア4速AT、フェンダーミラー、前後モニターなし、モケットシート、当時の10・15モード燃費は7.2kmL（燃料タンクの容量は見ただけで頭が痛くなる95リッターです）。
というもので、いかんせん経年劣化がある上にタイヤはあまり見ない中国製（購入時から付いていたもので私が付けたものではありません）、おまけにV12センチュリーは燃費を見てほしくないのか、モデルサイクルを通して燃費計はありません。そのため計測は満タン法となり、給油は入念には行ったものの、いろいろな意味でバラつきは否めず、今回は参考というか、娯楽に近い感覚で読んでいただければ幸いです。
V12センチュリーの実燃費テストは2018年12月13日の午後2時半に開始し、午後9時半に帰京するというスケジュールで実施。天候は晴れ一時雨、最高気温10度。交通の流れは、郊外路編で帰宅時間に当たり、市街地編で帰宅ラッシュに遭遇。市街地編の中盤からは帰宅ラッシュが終わってスムースになり、総合すると平日の平均的な程度の流れでした。
気になるV12センチュリーの実燃費は以下の通りとなりました。
トヨタ 先代センチュリー 実燃費レポート｜市街地編
■トヨタ V12センチュリー 市街地・街乗りでの実燃費：6.5km/L
トヨタ 先代センチュリー 実燃費レポート｜郊外路編
■トヨタ V12センチュリー 郊外路での実燃費：6.7km/L
トヨタ 先代センチュリー 実燃費レポート｜高速道路編
■トヨタ V12センチュリー 高速道路での実燃費：8.2km/L
トヨタ 先代センチュリー 実燃費レポート｜まとめ
■トヨタ V12センチュリー 総合実燃費：7.2km/L
試乗ルート1「高速道路」
首都高速都心環状線芝公園ランプから首都高湾岸線を経由し、東京湾アクアラインから最近開通した圏央道の茂原長南インターに向かうというルート。 道路にアップダウンは少なく、流れは区間全体を通しおおよそ80km/h程度。道のりは約70km。
試乗ルート2「郊外路」
茂原長南インターを降り、国道409号線を西に進み、交差する国道297号線を北上し、東京湾に近い千葉県市原市内の国道16号線まで向かうルート。 道路にアップダウンは少なく信号があまりない上に走行中の流れも良く、好燃費が期待できる区間と言える。道のりは約30km。
試乗ルート3「市街地・街乗り」
千葉県市原市の国道16号線から国道357号線、途中から片側1車線になる国道14号線、都県境から蔵前橋通りを経由し、オートックワン編集部に戻るルート。スムースに流れることは少なく、渋滞路が多くを占める区間だ。 平均時速は15～18km/h程度で、イメージとしては混んだ東京都内の道に近い。道のりは約55km。
