モウリーニョの”お気に入り”の影薄く マンUのハイタワーにミランが興味

マンUのフェライニ photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの指揮官がジョゼ・モウリーニョからオーレ・グンナー・スールシャールに交代したことで、中盤ではポール・ポグバが華麗なる復活を遂げた。ネマニャ・マティッチとアンデル・エレーラがバランスを取り、ポグバがより自由にポジションを動かすやり方は機能している。

その一方で出番を失ったのが、MFマルアン・フェライニだ。フェライニはモウリーニョの下では一定の出場機会を確保しており、高さとパワーを備える便利屋として重宝されてきた。モウリーニョの好みに合うMFだったのは間違いない。

しかしスールシャールはアグレッシブにプレスをかけ、スピーディーに攻撃を展開する形を好んでいる。ポグバ、エレーラの序列が上がっているのは間違いなく、フェライニはスールシャール就任以降リーグ戦では3分間しかプレイタイムを得ていない。

それもあってか、英『Daily Mail』は以前からフェライニに興味を示していたミランが動くと伝えている。フェライニもスールシャールがモウリーニョと異なるスタイルを望んでいることは分かっているはずで、出番を確保できないのであれば移籍を選択するのが妥当だろう。

どこかスールシャール体制に切り替わって影が薄くなっているところもあったが、マンUであらゆる役割をこなして生き残ってきたフェライニはクラブを離れる時を迎えているのだろうか。

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