ベテラン救援左腕・ペレスがインディアンスと再契約

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インディアンスは今季も地区優勝を狙える選手を維持しつつ、主力選手の世代交代を進めているが、弱点となっているブルペンの補強として頼れるベテラン左腕と再契約を結んだことを発表した。日本時間1月26日、インディアンスは昨季終了後にフリーエージェントとなった37歳のリリーフ左腕、オリバー・ペレスと1年契約を結んだことを発表。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ペレスの年俸は250万ドルで、2020年の契約はペレスの成績に応じたベスティング・オプションとなっているという。

ヘイマンはベスティング・オプションの詳細を伝えており、今季のペレスの登板試合数に応じて来季の契約条件が決定する形となっている。ペレスが今季を故障なく過ごし、55試合に登板した場合、来季の契約は年俸275万ドルで自動更新。60試合に登板した場合、年俸は300万ドルになるという。昨季は6月上旬にインディアンスに加入したあと51試合に登板しており、フルシーズン健康にプレイすれば十分にクリアできる数字である。

昨季のペレスは51試合に登板して32回1/3を投げ、1勝1敗、15ホールド、43奪三振、防御率1.39の好成績をマーク。51試合のうち46試合を無失点に抑えたほか、左打者を打率.194に封じ、右打者に対しては被打率.104という驚異的な数字を残した。選手の貢献度を表す総合指標WARでは1.1を記録し、これはフリーエージェント市場に残るリリーフ投手ではクレイグ・キンブレルの1.5に次ぐ数字だった。

今オフのインディアンスはアンドリュー・ミラー(カージナルス)とコディ・アレン(エンゼルス)が退団したものの、昨季途中にパドレスからブラッド・ハンドとアダム・シンバーを獲得したことによりブルペンの戦力ダウンを最小限にとどめている。それでも層の薄さには不安が残り、安定した働きを期待できるペレスの存在は非常に心強い。かつてパイレーツのエース格として奪三振の山を築いた左腕は、今季も貴重な戦力となりそうだ。