カージナルスがマチャド獲得に動く可能性はあるのか

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いまだフリーエージェント市場に残る超大物選手、マニー・マチャドにはホワイトソックスが依然として強い関心を示し、最近はパドレスがプッシュを続けていることが報じられている。また、フィリーズもマチャドとブライス・ハーパーのどちらかを獲得する方針のもとで動いているようだ。では、4年ぶりのポストシーズン返り咲きを目指すカージナルスはどうだろうか。MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスは、マチャド獲得に必要な契約について「巨額になるしリスクも大きい」と語る一方、「これほど優秀な26歳の内野手が市場に出てくることはめったにない」とマチャド獲得を進言する。

昨季のマチャドはオリオールズとドジャースで遊撃と三塁を守りながら162試合に出場し、打率.297、37本塁打、107打点、14盗塁、OPS.905という自己ベスト級の成績をマーク。カージナルスはカブス、ブリュワーズと熾烈な地区優勝争いを繰り広げることが予想されているが、ジャスティスは「(データサイトの)FanGraphsはカージナルスが86勝と予想しており、これはカブスより1勝だけ少ない数字だ。マチャド(もしくはハーパー)を獲得すれば、この状況は変化するだろう」と語り、カージナルスにとってマチャドはポストシーズン返り咲きのためのラストピースになると指摘する。

しかし、カージナルスは今オフ獲得したポール・ゴールドシュミットとの長期契約を模索しており、マチャド獲得の可能性は低いとの見方が一般的だ。また、ゴールドシュミット加入により中心打者のマット・カーペンターが一塁から三塁へ移っており、遊撃には若手のポール・デヨングもいるため、マチャドが入るポジションがないことを指摘する者もいる。理論上は、カーペンターないしデヨングを二塁に移してポジションを空けることも可能だが、カージナルスはそこまで無理をしないだろう。

ジャスティスが指摘するように、「ラストピース」としてマチャド獲得を目指すのか。それともゴールドシュミットとアンドリュー・ミラーを加えた現有戦力で堅実に戦うのか。21世紀の常勝軍団が移籍市場においてサプライズを起こす可能性はゼロではないかもしれない。