アルバロ・モラタのアトレティコ・マドリー移籍がついに決まった。
かつてレアル・マドリーでプレーしていたことは周知の事実だが、実はアトレティコのカンテラにいたこともある。
ここでは彼のようにレアルとアトレティコの両チームでプレーした選手たちを取り上げてみる。
サンティアゴ・ソラーリ
かつてはスペイン屈指の突破力を誇ったドリブラー。サイドプレーヤーとして最高峰のシュート技術も持っていた。
だが、アーセナル移籍以降は徐々にトーンダウン。 2006-07シーズンにローンでレアル・マドリーに在籍すると、翌シーズンからはアトレティコに完全移籍した。
実はその前年にアトレティコでプレーするチャンスを蹴っていたために当初はブーイングの対象に。 だが、プレーでファンの支持を勝ち取ってチームの主軸になった。
その後、古巣セビージャや中国を経て、この冬にスペイン2部エクストレマドゥーラへ加入している。
ティボー・クルトワ
昨夏のワールドカップで圧巻のプレーを披露し、レアルに引き抜かれた守護神。日本戦での「13秒のカウンター」の起点になったことも大きな話題に。
そんなクルトワが評価を確立したのは、2011~2014シーズンにプレーしたアトレティコだ。チェルシーから3年連続ローンされて、世界屈指の守護神へと成長した。
ただ、2013年当時にレアルファンをおちょくる発言をしていたことが話題に…。
また、レアル移籍後に「アトレティたちからの人気を得るために、(ディエゴ・シメオネ監督は)レアルを批判している」と発言して物議を醸した。
フアン・エスナイデル
現在、ジェフユナイテッド市原・千葉で監督を務める同氏はレアル、アトレティコ、ユヴェントスなどでもプレーした経験を持つ。
レアルには1991~93、1995-96、アトレティコには1996-97シーズンに所属した。
この他では、サンティアゴ・ベルナベウやベルント・シュスターらレジェンドも両チームでプレーしている。そして、ラウール・ゴンサレスやサウール・ニゲスらはモラタ同様に宿敵のカンテラに所属していたことがある。