長い歴史と伝統をもつコパ・デル・レイの準々決勝2ndレグが30日に開催され、4連覇王者のバルセロナが本拠地カンプ・ノウにセビージャを迎えた。
【コパ・デル・レイ】ボアテングがバルサデビューを果たすも…セビージャにアウェイで敗戦し5連覇に暗雲
1stレグを0-2で落とし、前人未到の5連覇へ黄色信号が灯るバルセロナ。逆転勝利を狙うべく、リオネル・メッシやセルヒオ・ブスケッツなど温存していた主力選手をフル動員してセビージャ戦に臨んだ。メッシの出場によりいつもの魅力的なサッカーを展開するバルサは、序盤にそのメッシがペナルティエリア内で倒されPKを獲得。ここ最近不振に喘ぐフィリッペ・コウチーニョがキッカーを託されると、このチャンスを確実に沈め、幸先良いスタートを切る。27分にはヤスパー・シレッセンがPKをストップするビッグセーブを見せ、試合の流れは完全にバルセロナに。32分にはイバン・ラキティッチがコースを僅かにずらす技ありゴールを決め、合計スコアを2-2のタイにしてゲームを折り返す。
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後半に入っても勢いが止まらないバルセロナは、53分にコウチーニョがこの日2点目となる得点を挙げて逆転に成功。1分後にはセルジ・ロベルトがネットを揺らしリードを広げる。その後セビージャに1点を返されるものの、89分にカウンターから最後はルイス・スアレスが押し込み、再び合計スコアを2点差に。終了間際には、バルサらしいパスワークからメッシがとどめの一撃を突き刺して勝負あり。バルサが大量6ゴールでセビージャを撃破し、準決勝に歩みを進めた。
