第68回郡市対抗県下一周駅伝 第2日見どころ

 第1日に6分14秒の貯金をつくった大村・東彼が独走態勢を築くか、2位西彼・西海が差を縮めるのかが焦点になる。3位長崎、4位佐世保の差はわずか26秒で、5位以下を含めて目まぐるしく順位が入れ替わる可能性もある。
 大村・東彼は3区花尾(鎮西学院高)、6区林田(瓊浦高)の高校生二枚看板を投入。前半から差を広げる構えだ。一方で第1日に区間賞を獲得した5人のうち2人を温存。最終日をにらみながらの布陣になった。
 2位西彼・西海は第1日と同様、実力者を満遍なく配置。第1日9区区間賞の納所(東農大)を7区、昨年2区間区間賞で2連覇の立役者となった浦馬場(東京国際大)を最終13区に据えた。
 3位長崎は第1日5区で2位と好走した財前(久留米大)を1区に起用。4位佐世保は昨年12月の全国高校駅伝に出場した植村(松浦高)ら高校生に力がある。この2チームで競いながら前を追いたい。
 5位五島、6位対馬の離島勢も3強入りする余地は残っている。7位諫早、8位島原半島は学生勢が有力。9位北松・松浦、10位壱岐は粘り強いリレーで巻き返したい。11位平戸は最下位脱出へ踏ん張りどころだ。

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