Rソックス・ワーナー会長 キンブレル再契約の可能性は「極めて低い」

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レッドソックスには確固たるクローザーがおらず、昨季まで3シーズンにわたってレッドソックスのクローザーを務めたクレイグ・キンブレルはまだフリーエージェント市場に残ったままとなっている。しかし、レッドソックスのトム・ワーナー会長は、この独立した2つの事項を結びつけたうえで、キンブレルとの再契約によりクローザー不在を解決することは考えていないようだ。キンブレルと再契約する可能性を問われたワーナーは「その可能性は限りなく低いと思っている」と発言した。

レッドソックスでの3年間を含め、メジャー2年目から8年連続で30セーブ以上をマークしてオールスター・ゲーム選出7度、2011年新人王、最多セーブ4度と輝かしい実績を誇るキンブレル。通算成績は542登板で333セーブ、防御率1.91、被打率.154、WHIP0.92、奪三振率14.67と驚異的な水準にあり、今オフのフリーエージェント市場における目玉の1人と目されていた。

ところが、アンドリュー・ミラー(カージナルス)、アダム・オッタビーノ(ヤンキース)、デービッド・ロバートソン(フィリーズ)、コディ・アレン(エンゼルス)、ザック・ブリットン(ヤンキース)といった有力リリーバーが続々と契約を決めるなかで、まだ市場に残っており、具体的な契約交渉の話も聞こえてこない。総額1億ドルを超える5~6年契約というキンブレルの希望条件がほとんどの球団から敬遠されている状況なのだ。

「短期契約であればレッドソックスとの再契約の可能性もある」との見方もあったが、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長はクローザーに大金を投じる可能性を完全に否定。たとえ1~2年の短期契約であったとしても、レッドソックスがキンブレルとの再契約に動く可能性は低いと見られている。

よって、レッドソックスがマット・バーンズ、ライアン・ブレイシア、タイラー・ソーンバーグといった現有戦力でクローザーの座を賄うのはほぼ確実。キンブレルはレッドソックスを除く29球団のなかから新天地を探すことになりそうだ。