【平成の長崎】ニューイヤー駅伝 MHPSが初入賞4位 平成29(2017)年

 第61回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は1月1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロのコースで行われ、長崎県のMHPS(三菱日立パワーシステムズ)は4時間52分23秒で4位に入り、1995年の初出場以来、21度目の挑戦で初の8位以内入賞を果たした。

 旭化成が4時間49分55秒で18年ぶりのV。大会最多優勝記録を22に伸ばした。3連覇を狙ったトヨタ自動車が4時間51分2秒で2位。トヨタ自動車九州が3位で、MHPSとは5秒差だった。

 MHPSは、1区目良がトップと2秒差の5位で好発進。2区オムワンバで11位に後退したが、3区木滑が区間7位と力走し、再び入賞圏内の7位に浮上した。4区井上は前回に続いて区間3位の快走で3位リレー。5区松村、6区的野も粘り、4位でアンカー定方につないだ。定方はコニカミノルタの野口と競り合いながら3位トヨタ自動車九州を追い上げ、最後は野口を振り切ってゴールに飛び込んだ。

 旭化成は2区終了時点で20位と出遅れたが、4区市田孝、5区村山謙の連続区間賞で先頭に出た。6区市田宏が区間新の快走で独走となり、そのままフィニッシュした。
(平成29年1月3日付長崎新聞より)
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4位でゴールしたMHPSのアンカー定方=群馬県庁前

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