「アジア杯合流は危険があった」吉田麻也、自身とクラブの苦戦をこう思っていた

『Daily Echo』は27日、「サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也がインタビューに応えた」と報じた。

1月からアジアカップのためにチームを離れた吉田麻也。サウサンプトンは苦しい戦いを続けているが、復帰後彼はほとんど起用されない状況になっている。

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自分自身の状況をどう考えているのか、残留争いを余儀なくされているチームをどう思うか。吉田麻也は以下のように話したそうだ。

吉田麻也 「代表チームでプレーするためにチームを1ヶ月離れることは、ポジションを失う可能性があると分かっていたよ。

各国の代表選手はその危険を持っているものだ。国のために戦うことによってね。ただ、それは終わった。僕は戻ってきたし、こういうことは起こり得る。

いつも通り、僕は100%の努力をする。チャンスを待ちながらね。それがやってきたときには、それを生かしたい。

これは監督の決断だ。僕ができることは彼に印象を与えることだよ。練習の中で」

(クラブは苦戦しているが)

「我々は多くの自信を失っていると思う。しかし、それは問題じゃない。我々は個性を見せなければいけない。全ては自分たち自身にかかっているし、誰も助けてはくれない。

我々だけが我々の人生を変えられる。もしミスをすれば、その責任は取らなければならない。

もしいい結果が得られれば、我々はともにそれを祝える。一緒に勝って、一緒に負けるんだ」

(アジアカップ中にサウサンプトンは浮き沈み激しい結果になった。エヴァートンに勝ったが、その後カーディフに敗れたりした)

「正直に言って、本当に残念だ。チェルシーに対しては素晴らしい試合をした。

しかし重要なことは、フラムのような近い相手との対戦で勝たなければならないという点だ。

我々はバーンリーとカーディフを相手にポイントを落としてしまった。だから苦しんでいるんだ。次の試合は本当に重要なものになるよ」

なお、サウサンプトンは27日のフラム戦で2-0と勝利を収め、吉田麻也も久々のフル出場を果たしている。

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