「消費者確認通知」はがき 架空請求  長崎県内で相次ぐ 「家族や警察に相談を」

 架空請求詐欺とみられる「消費者確認通知」と題したはがきが届いたとの相談が長崎県警に相次いでいる。長崎県警は「身に覚えがないはがきが届いたら詐欺を疑い、家族や警察に相談して」と注意を呼び掛けている。

 長崎県警生活安全企画課によると、今月3~8日、長崎、諫早、大村、佐世保各市の計6人から相談があった。いずれも高齢者宛てで、県内各地に届いているとみられる。現時点で被害は出ていない。

 差出人は実在しない「消費者生活センター」。「契約不履行」「裁判所に提訴」などの言葉が並び、不安をあおる内容となっている。「万が一身に覚えがない場合、早急にご連絡を」との記載とともに、東京の住所と電話番号も書かれている。

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