今季のラ・リーガで現在首位を快走中のバルセロナ。10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでは敵地でマンチェスター・ユナイテッドに勝利し、4季ぶりのCL優勝に向けて着実に勝ち進んでいる。
そのバルセロナとNikeが10日、20年前の初代Nikeユニフォームにあたる1998-99シーズンモデルのリメイク版を発表した。
Barcelona 2019 Nike Special Edition '1998-99'
バルセロナとNikeは今季で契約20周年を迎えた。それを記念してマッシュアップ・ジャージがリリースされたが、この98-99リメイク版も20周年記念の一環として登場となった。
海外では以前からこのキットの存在がリークされ、一部では3月のクラシコで着用するのではと噂されていた。だが胸スポンサーを入れていない点からも推察がつくように、このキットの公式戦での使用予定は無い。
エンブレムとNikeロゴ(スウッシュ)の縦並びが98-99モデルの特徴。オリジナルと同様にスウッシュをブラックで縁取る部分も忠実に再現している。
素材にはリサイクルポリエステルを100%使用。ユニフォームは日本も含めた世界各国のNikeストアで販売が始まっている。
ここではオリジナルの1998-99ホームキットをご紹介しよう。
バルセロナとNikeがパートナーシップを結んだ最初のユニフォームは、かつてのサプライヤーだったMeyba社時代を思わせるシンプルなストライプを採用。ただしエンブレムとスウッシュが縦並びの配置は斬新だった。
98-99シーズンはオランダ人指揮官ルイス・ファン・ハール体制の2季目。チームにはオランダ人選手が増加し、一部のファンから不満や批判が噴出し始めた時期だ。
背面はこのような感じ。ネームナンバーはイエローで、背番号にはブラックの縁取りを施す。
パンツはネイビーで、ソックスはレッド/ネイビーのボーダー柄が基本スタイルだった。