先日のチェルシー戦でリヴァプールFWモハメド・サラーが決めた強烈なミドルシュートは、間違いなく今季のプレミアリーグ・ベストゴール候補と言っていい。右サイドからカットインするお馴染みのパターンだったが、今回の一撃は無回転の強烈なものだった。インパクトは十分だ。
では、他のベストゴール候補はどうだろうか。今回英『Daily Mirror』は、今季のプレミアで生まれたゴールの中から美しかったものを記者陣がピックアップ。どれがベストかは人によって好みが分かれるだろうが、候補に挙げられるであろうスーパーゴールを紹介している。
1.イルカイ・ギュンドアン(VSマンチェスター・ユナイテッド)
こちらはギュンドアンの個人技というより、組織プレイで崩したビューティフルゴールだ。ライバルのマンU相手に計44本ものパスを繋ぎ、最後はギュンドアンがペナルティエリア内に飛び出してゴールを決めている。
2.ジェラール・デウロフェウ(VSウォルバーハンプトン)
こちらはFA杯で生まれたゴールだが、テクニシャンのデウロフェウが見せた技ありのショットだ。振りがコンパクトなためGKも反応が難しかったはずで、コースも完璧だった。
3.ダニエル・スタリッジ(VSチェルシー)
今季前半戦、敗色濃厚だったリヴァプールを救ったのがスタリッジだった。まさかここからという位置で放たれた一撃で、チェルシーGKケパ・アリサバラガも反応が難しかったか。スタリッジらしい天才的なシュートだった。
4.アンドロス・タウンゼント(VSマンチェスター・シティ)
レフティーではサラー、スタリッジの一撃も凄かったが、タウンゼントの一撃も強烈だった。この一戦はマンCも敗れており、昨季王者相手に決めたところも大きい。
5.モハメド・サラー(VSチェルシー)
そして今回のサラーのゴールだ。対戦相手がチェルシーということも大きく、サラーも普段とは異なるパワーショットを選んだと振り返っている。サラーが決めてきたゴールの中でもベストに近いシュートの1つと言えよう。