【プレミアリーグ】勝ち点こそ獲得するも…チェルシーがバーンリーに苦戦しホームでドロー

プレミアリーグ第35節が22日のマンデーナイトに行われ、チェルシーが本拠地スタンフォード・ブリッジにバーンリーを迎えた。

トップ4争いを演じるライバルが悉く敗れ、浮上のチャンスを得たチェルシー。エデン・アザールやカラム・ハドソン=オドイといったプレミア屈指のウィンガーを配置し、最前線にはゴンサロ・イグアインが先発出場を果たした。優位に立つため先制点を狙ったチェルシーだったが、8分にバーンリーのジェフ・ヘンドリックがCKのクリアボールに反応し、ペナルティアーク内からダイレクトで右足を振り抜く。意表を突いたシュートはゴール右に突き刺さり、チェルシーが先に点を取られてしまう。

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負けられないチェルシーは失点から4分後に反撃に出る。ルベン・ロフタス=チークからパスを受けたアザールがドリブルでペナルティエリア右まで進入すると、マイナスのクロスを供給。ゴール中央で待っていたエヌゴロ・カンテが左足で合わせ、チェルシーがすぐに同点に追いつく。さらにチェルシーは14分、イグアインがペナルティエリア内でセサル・アスピリクエタとのワンツーで抜け出すと、強烈な右足を一閃。クロスバーに当たってネットを揺らし、チェルシーが逆転に成功する。

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しかし、チェルシーのリードは長く続かなかった。24分に敵陣中央でバーンリーがFKを獲得すると、ゴール前に浮き球のパスを供給。ベン・ミーがヘディングで折り返し、クリス・ウッドがさらに頭で軌道をずらすと、走り込んだアシェリー・バーンズが右足で押し込み、チェルシーが同点に追い付かれてしまう。後半に入ると両チーム決定機を欠き、スコアは動かず試合終了。チェルシーは辛うじて勝ち点を獲得したものの、悔しさが残る一戦となった。

セットプレーで2失点を喫したチェルシーは勝利できずドローに終わる

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