県書道展、応募作品856点 長崎県美術館に搬入、30日開幕

次々と運び込まれる県書道展の応募作品=長崎市、長崎県美術館

 30日に開幕する長崎県内最大の書道公募展「長崎新聞創刊130周年記念 第44回県書道展」(長崎新聞社主催)の応募作品が22日、会場となる長崎市出島町の長崎県美術館県民ギャラリーに搬入された。全6部門の応募総数は昨年より46点少ない856点。25、26日の審査会で入賞入選作が決定する。

 応募作品の部門別内訳は▽漢字377▽かな231▽近代詩文44▽少字数87▽篆刻(てんこく)17▽前衛100。

 審査は部門別の審査員計46人で行い、入賞161点、入選89点を選出する。入賞作品のうち、最高賞の長崎新聞社大賞は、公募審査会員の作品から全部門を通じて6点を中央審査員の石飛博光さん(日展会員)が選ぶ。

 長崎展は前期30日~5月5日、中期5月7~12日、後期5月14~19日に同館。佐世保展は5月30日~6月2日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開催。関連企画の高校生作品展示は長崎展の中期に合わせて同じ会場で開き、昨年の県高校総合文化祭書道展の出品作などを展示する。

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