「今季のプレミアリーグ、最もワンマンだった3つのチーム」

いよいよシーズン佳境を迎えている2018-19シーズンのプレミアリーグ。

ここでは、『sportskeeda』による「今季のプレミア、3つのワンマンチーム」を見てみよう。

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チェルシー(エデン・アザール)

マウリツィオ・サッリ監督の解任危機を何度も救ってきたのは、アザールに他ならない。ブルーズがCL圏内入りを争えているのも、彼のおかげだ。

ワールドカップでの好パフォーマンスをそのままにシーズンでも躍動。すでにチェルシーにおける自身最高となるスタッツを記録している。

チームの得点のほぼ5割に絡んでおり、その貢献度は比類ないものだ。チェルシーのようなクラブが1人の選手に攻撃を依存するのは稀だが、今季のアザールは最高潮にあった。

前半戦で偽9番として起用された後、本来のポジションに戻ったが、得点への関与度は変わらず。

契約は2020年までとなっており、レアル・マドリーへの移籍話が絶えないが…。

マンチェスター・ユナイテッド(ポール・ポグバ)

今季のユナイテッドは浮き沈みを経験したといっていいだろう。

この1カ月の間に2つの大会の準々決勝で敗退。今はCL出場権確保という厳しい戦いに挑んでいる。

今季失敗のひとつの原因は、全てのビッグプレイヤーが最も大事な時に輝けなかったことにある。だが、常にゴールとアシストを提供してきたのが、ポグバだ。

今季は20ゴール以上に絡んでおり、これはキャリアハイ。シーズンが進むごとにポグバ依存は進み、スールシャール体制後には完全復調も遂げた。

今夏でのレアル・マドリー移籍も噂されているが…。

ウェストハム(フェリピ・アンデルソン)

今季のハマーズはプレミアリーグで最も一貫性のないチームのひとつだ。そんな乱高下したチームのなかで、常に輝きを放ったのがアンデルソン。

ラツィオからクラブ記録の4200万ポンド(60億円)で引き抜いたブラジル人アタッカーは、マヌエル・ペジェグリーニ監督のもとで不可欠な存在になった。

左サイドで輝きを放ったアンデルソンは総得点の3割以上に関与。得点面でチームを牽引しただけでなく、ほぼ全ての攻撃的スタッツで上位につけている。

また、守備面での貢献もピカイチ。今季ブレイクしたデクラン・ライスを除けば、チーム内で最も多くのタックルを決めているのだ。

1年目でマルコ・アルナウトヴィッチからタリズマンの座を奪ってみせた。

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