週間最優秀選手にオドリッジとシンダーガードが選出

日本時間5月7日、メジャーリーグ機構はレギュラーシーズン第6週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはジェイク・オドリッジ(ツインズ)、ナ・リーグはノア・シンダーガード(メッツ)が選出された。両リーグの週間最優秀選手がともに投手となるのは、昨年4月にア・リーグでジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ナ・リーグでマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出されて以来、実に1年以上ぶりのことである。

オドリッジは2試合に先発して合計13イニングを無失点に抑え、2勝、15奪三振をマーク。日本時間4月30日のアストロズ戦で7回4安打無失点、日本時間5月5日のヤンキース戦で6回2安打無失点の好投を見せ、自身初の週間最優秀選手に選出された。ロッコ・バルデリ監督は「彼は素晴らしいピッチングをしていたから受賞に値すると思うよ」と先発右腕の活躍を絶賛。ツインズの投手が週間最優秀選手に選出されるのは、2011年5月にフランシスコ・リリアーノが選出されて以来8年ぶり、野手も含めると昨年6月のエドゥアルド・エスコバー以来の受賞となった。

一方のシンダーガードは、日本時間5月3日のレッズ戦で今季自己最多の10奪三振をマークして2勝目を挙げただけでなく、「自身の本塁打による1対0の完封勝利」を記録。1983年にボブ・ウェルチ(ドジャース)が達成して以来、36年ぶりの快挙となった。シンダーガードが週間最優秀選手に選出されるのは、2016年5月以来、自身3年ぶり3度目。メッツの選手では、2017年6月のジェイコブ・デグロム以来、2年ぶりの受賞となっている。

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