依然として去就が不透明となっているバイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。来季の所属先はパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールの動向次第で決まってくるようだ。
【ブンデスリーガ】レアルに戻りたいハメス…しかし監督がジダンというジレンマ
今シーズンいっぱいでバイエルンとのレンタル契約が満了となるハメスは、このままいけばレアル・マドリードにレンタルバックとなる。しかし、現在レアルを指揮しているジネディーヌ・ジダン監督はハメスを冷遇していた人物で、たとえスペイン帰還を果たしても出場機会が激減する恐れも。そのため新たな移籍先を探さなければならず、有力候補にPSGが挙げられているが、獲得に乗り出すかはネイマール退団するか否かにかかっているという。
【ブンデスリーガ】“ロベリー”の後釜にベイル？バイエルンが獲得を画策
ネイマールにはレアル移籍が度々囁かれており、ブラジルのエースがマドリード行きとなればハメスの復帰は白紙に。逆にネイマールがPSGに残ればハメスは他の選択肢を見つける必要がある。2017年にバルセロナから2億2200万ユーロ（約286億円）で加入したネイマールを売却する場合、PSGは移籍金3億5000万ユーロ（約430億円）を要求。サッカー界最高の金額に加え、今シーズンはケガでほぼ欠場しており、獲得は大きな博打となるためレアルは難色を示している。ハメスに対してもバイエルンが買い取りオプションを行使すれば完全移籍となるが、現時点でバイエルンはオプション使用の様子を見せていない。
