現地時間9日にUEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndレグが行われ、チェルシーが本拠地スタンフォード・ブリッジで長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦した。
【ヨーロッパリーグ】アウェイゴールで若干優位に立つチェルシー…アーセナルは苦手アウェイ戦でリードを守り切れるか ～準決勝2ndレグプレビュー～
アウェイゴールを持ち帰っていたチェルシーは、2ndレグで先制に成功する。28分、エデン・アザールがボールをキープしてスルーパスを送ると、ディフェンスラインの背後にルベン・ロフタス＝チークが抜け出す。GKの動きを冷静に見極め、チェルシーが幸先よくリードを奪う。しかし、ヨーロッパリーグで快進撃を続けるフランクフルトも反撃にでる。49分にルカ・ヨビッチがミヤト・ガチノビッチとのワンツーで抜け出すと、ヨビッチがGKと一対一に。右足シュートをゴール左に決めて同点に追いつき。1stレグと全く同じスコアとなる。
90分では決着がつかず、ロンドンでの熱戦は延長戦に突入する。延長戦に入ったことで交代枠が3人から4人に増え、チェルシーはオリビエ・ジルーに替えてゴンサロ・イグアインを投入。それでも両チームに追加点は生まれず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。緊迫した空気の中、4人目までで互いに1人ずつ外し迎えた5人目。先攻フランクフルトのゴンサロ・パシエンシアが失敗すると、後攻チェルシーのキッカーを担当したアザールが決めて勝負あり。チェルシーが2012-13シーズン以来の決勝進出を果たした。
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ホームで先勝したアーセナルは敵地メスタージャでバレンシアと対戦した。アウェイ戦を苦手としているアーセナルだったが、今試合ではピエール＝エメリク・オーバメヤンが躍動。11分に先制を許した6分後にゴールを決めると、互いに1点ずつ取った69分に再びネットを揺らす。さらに88分にはヘンリク・ムヒタリアンのスルーパスに反応し、右足を振り抜いてハットトリックを達成。2戦合計7-3と勝利して、アーセナルとチェルシーのプレミア勢による決勝が実現した。
