現地時間10日、プレミアリーグ第30節でアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドによる大一番が実現。ビッグクラブ同士による伝統の一戦は、息もつかせぬ好ゲームとなった。
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UEFAチャンピオンズリーグ出場権争いを演じている両チーム。結果次第では順位も入れ替わるビッグマッチで、先に仕掛けたのはアウェイのユナイテッドだった。左サイドからルーク・ショーが左足でクロスを送ると、ロメル・ルカクが右足で合わせる。しかしボールはクロスバーに直撃し、惜しくもゴールとはならなかった。ピンチを脱したアーセナルは12分、アレクサンドル・ラカゼットからパスを受けたグラニト・ジャカが、ペナルティエリア手前の中央から左足でシュートを放つ。不規則な軌道を描いて飛んだボールはGKダビド・デ・ヘアの逆を突き、アーセナルが先制点を奪取する。
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後半に入っても高いテンションでゲームが進み、ユナイテッドが同点に追い付こうとルカクやマーカス・ラッシュフォードを中心に、アーセナルのゴールに襲い掛かる。それでも、次に得点を決めたのはホームのアーセナル。ラカゼットがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得すると、キッカーを担当したピエール＝エメリク・オーバメヤンが冷静に流し込み、アーセナルが点差を広げる。結局、ユナイテッドの攻撃を無失点に抑えたアーセナルが2–0で完封勝利。勝ち点を60に伸ばし4位に浮上した。
