ヨット 女子 全国上位狙う長崎工 第71回長崎県高校総合体育大会展望

全国上位に照準を合わせて練習に励む女子の長崎工=長崎サンセットマリーナ沖

 男女各3種目を実施。420級、シングルハンダー級は九州大会で上位に入ればインターハイ出場権を得る。(6月1日・長崎サンセットマリーナ沖)

 女子は長崎工だけの出場だが、全国上位に絡めるようなレースが期待できる。吸収力が高い1年生5人が加わり、チームはさらに活気づいた。今大会は3年生のスキッパー米田とクルー山添が420級の1艇目、スキッパー小森が2艇目に乗り、下級生を引っ張る。

 男子は長崎鶴洋の艇数が出場校中最多で、総合10連覇は濃厚。420級は長崎鶴洋の木下・山中組、中村・羽戸組、長崎総合科学大付から唯一出場する友清・長谷川組が競り合う。シングルハンダー級はジュニアの国際大会に出場経験がある元尾(長崎西)と、3月の九州選抜大会で9位に入った吉村(長崎鶴洋)の一騎打ち。

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