【ヨーロッパリーグ】“ビッグロンドン・ダービー”を制したのはチェルシー!4発勝利で2013年以来のEL優勝を達成!

UEFAヨーロッパリーグ決勝が現地時間29日に開催され、チェルシーがアーセナルを下して2013年以来の優勝を果たした。

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アゼルバイジャンのバクーで実現した“ビッグロンドン・ダービー”。チェルシーは膝を負傷していたエンゴロ・カンテが先発出場するサプライズ起用に加え、左サイドバックには最近コンディションを上げてきたエメルソンを採用する。対するアーセナルも、ヨーロッパリーグ決勝が現役ラストマッチとなるペトル・チェフがスタメンに名を連ねた。

前半を優勢に進めたのは、ピエール=エメリク・オーバメヤンやアレクサンドル・ラカゼットの強力2トップがそろったアーセナルだった。開始早々にオーバメヤンが惜しいシュートを放つと、ラカゼットがスペースに抜け出す動きでチェルシーを翻弄。しかし互いにゴールは生まれず、スコアレスで試合を折り返す。

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後半に入ると、前半の猛攻を耐えたチェルシーが怒涛の逆襲に出る。49分にエメルソンがペナルティエリア手前の左から浮き球のパスを送り、最後はオリビエ・ジルーがダイビングヘッド。奇襲に成功したチェルシーが先制点をもぎ取る。この得点で勢いづいたチェルシーは、60分にエデン・アザールからのラストパスからペドロ・ロドリゲスが冷静に左足で流し込んで追加点をゲット。さらにアザールがPKを沈め、点差を3点に広げる。

アレックス・イウォビのスーパーミドルでアーセナルに1点を返されるものの、チェルシーの攻勢は変わらず、72分にアザールがジルーとのワンツーで抜け出し、この日2点目となるゴールを挙げて決着。4-1と勝利を収めたチェルシーが6年ぶりのEL制覇を成し遂げた。

チェルシーが2013年以来のヨーロッパリーグ制覇

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