【チャンピオンズリーグ】開始早々のPK弾が勝負の分かれ目に!2発完封のリバプールが2005年以来のCL制覇を達成!

現地時間6月1日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝がマドリードにあるワンダ・メトロポリターノで行われ、リバプールとトッテナム・ホットスパーが激突した。

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11年ぶりにイングランド勢対決となった同カード。リバプールは準決勝2ndレグのバルセロナ戦で欠場したロベルト・フィルミーノとモハメド・サラーがスタメンに名を連ね、サディオ・マネとトリオを組んだ“スリリング・スリー”が揃いぶみ。対するトッテナムも長期離脱からハリー・ウィンクスやハリー・ケインが復帰し、先発出場を果たした。

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スペインの陽気な気候とともに、選手入場前から最高潮の熱気に達していたビッグマッチは、開始30秒足らずでいきなり試合が動く。リバプールのマネが右足でクロスを送ると、ペナルティエリア内でムサ・シソコの手に当たりPKの判定に。千載一遇のチャンスを、キッカーを担当したサラーが豪快に蹴り込み、リバプールが瞬く間に先制に成功する。

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キックオフして間もないうちにゴールが生まれたことで、トッテナムが攻めに転じる展開となる。それでもリバプールは、敵陣内ではハイプレスを仕掛け、自陣ではディフェンスラインを構築してスペースを埋めることでトッテナムにチャンスを与えず。逆にカウンターで決定的な場面を何度も創出し、リバプールの1点リードで試合を折り返す。

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後半に入ると、ボールを持つトッテナムに守るリバプールという構図がさらに色濃くなる。前半は活躍の場がなかったケインが積極的に動き回り前線を活性化させ、ソン・フンミンやデル・アリが積極的にシュートを狙う。トッテナムの攻撃の強度が前半に比べて格段に上がったものの、プレミアリーグ年間最優秀選手賞に輝いたフィルジル・ファン・ダイクを中心に、リバプールが鉄壁の城を構築してゴールを許さず。試合終了間際には途中出場のディボック・オリギが左足を振り抜いて勝負あり。2-0と勝利したリバプールが、2005年以来のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を達成した。

完封勝利したリバプールが優勝を成し遂げる

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