7回以降に9得点 終盤の猛攻でブレーブスが逆転勝利

【ブレーブス12-5パイレーツ】@PNCパーク

先発のマックス・フリードが初回に4点を失い、劣勢を強いられたブレーブスだったが、3対5と2点ビハインドで迎えた7回表に強打のルーキー、オースティン・ライリーが9号3ランを放ち、逆転に成功。その後、8回表と9回表にも3点ずつを追加し、終わってみれば12対5の快勝となった。ブレーブス投手陣は、フリードが4回5失点で降板したあと、5人のリリーバーが合計5イニングを1安打無失点に抑える好投を見せ、3番手のダン・ウィンクラーが1回無失点で今季2勝目(1敗)をマーク。パイレーツは7回以降に登板したリリーバーがことごとく打ち込まれ、ライリーに被弾した4番手のカイル・クリックが今季2敗目(2勝)を喫した。

1点を先制した直後の1回裏にメルキー・カブレラの4号2ランとコール・タッカーの2点タイムリー二塁打で4点を失い、逆転を許したブレーブスは、2回終了時点で2対5と3点のビハインドを背負った。しかし、6回表にマット・ジョイスのタイムリーで1点を返して反撃を開始すると、7回表には一死から一・二塁のチャンスを作り、ライリーがライトへの9号3ランを放って逆転に成功。8回表は無死二・三塁のチャンスでジョシュ・ドナルドソンが左中間への8号3ランを放ってリードを4点に広げ、9回表にはフレディ・フリーマンの15号2ランなどで3点を追加してダメ押しした。逆転弾を放ったライリーは、デビューからの18試合で打率.324、9本塁打、25打点、OPS1.101の大活躍。中軸に続く「恐怖の6番打者」として、チームに不可欠な戦力となっている。

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