マンチェスター・ユナイテッド、そろそろ売るべき5名の選手

『Sportskeeda』は15日、「マンチェスター・ユナイテッドが今夏売却しなければならない5名の選手」という記事を掲載した。

ジョゼ・モウリーニョ監督を昨年12月に解任し、オレ・グンナー・スールシャール氏の下で調子を取り戻したかに見えたマンチェスター・ユナイテッド。しかし終盤に再び躓き、プレミアリーグで6位に沈んだ。

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チャンピオンズリーグ出場権を逃したことによって、今夏は間違いなくチームの構成を大きく変えなければならないマーケットとなる。

その中で、そろそろ他のチームに放出して資金に変えるべき5名の選手とは?

アシュリー・ヤング

アシュリー・ヤングの時代は、ファン・ハール監督がやってきた時点で終わっていた。そう考える人は多い。ルーク・ショウは早くに期待されていたし、サイドバックの役割にフィットした。しかし彼が怪我をしたこともあり、ヤングは平凡なパフォーマンスでもレギュラーに定着していた。

彼がまだユナイテッドのシャツを着ているという事実はショックなものであるし、クラブがさらに上のレベルに登ろうとするならば目をつけるべき場所だ。ヤングがまだファーストチームの未来だと考えられているのならば、そんなチームに希望はない。

彼はもう33歳であるし、タイトルに挑戦するのはもちろんのこと、プレミアリーグの他のクラブでも苦戦するだろう。契約も残り1年となっており、そろそろ出荷すべき時だ。

アレクシス・サンチェス

アレクシス・サンチェスは2018年の1月、アーセナルからヘンリフ・ムヒタリャンとのトレードでマンチェスター・ユナイテッドにやってきた。

非常に満足していることだろう。週給50万ポンド(およそ7280万円)という破格の稼ぎがあるのだから。その巨額の負担さえなければ、彼をまだまだチームで期待することはできるのだが。

かつての自分の影にまだ追われている。数年前にアーセナルでディフェンスを切り裂きまくったダイナミックさやスピード感はない。それを克服するのを待つには、その維持費が高すぎる。

ルーク・ショウ

かつて彼はイングランドで最も期待された若手サイドバックだった。しかしルーク・ショウの成長は長い間止まってしまった。不運なことに大きな怪我があったわけだが、それから復帰した後も素晴らしいものではなかった。

当然のことながら、多くの批評家やファンが「彼はマンチェスター・ユナイテッドにふさわしいのか?」と疑問を投げかけた。結局の所、ユナイテッドくらいのクラブになれば、他にいいオプションはたくさんある。

おそらくクラブとしてはホームグロウン枠の義務に応えるために彼をキープすることを選ばざるを得なかったのだろう。それが正しければ、理に適っていることだ。

しかしもしホームグロウンの目的で残したのではないならば、早くに売って代わりの選手を獲得すべきである。例えばベン・チルウェルのような。

フレッジ

フレッジは昨季プレミアリーグに加入したばかりのブラジル代表MFだ。しかしそのデビューシーズンはかなりの試合で失望のパフォーマンスだったし、17試合の出場で1ゴール1アシストのみだった。

率直に言って、マンチェスター・ユナイテッドは彼と契約するという大きなミスを冒した。システムに合わないし、プレミアリーグにも合わない。

このリーグにおいて選手が見せるスピードとインテンシティは、彼が取り扱うには遥かに激しいものだし、5000万ポンドもの値札が付いた選手へのハードルも高くなってしまう。

彼はもう26歳であり、これから遥かに物事が良くなるとは言えない。彼のピークパフォーマンスがこれならば、そろそろサヨナラを言って損切りすべき時だ。

マルコス・ロホ

マルコス・ロホはルイス・ファン・ハール監督が獲得したときに活気あるプレーを見せたが、それ以降は衰退の一途をたどっている。能力の面でも、プレー時間の面でもだ。

何らかの事によって頻繁に怪我をしているように見えるし、プレー可能なときでも起用されない。なのにまだユナイテッドにいるのは不可解なことでもある。

1月の噂はいくつかあった。しかし何も具体化はされなかった。この夏ユナイテッドは彼を売却したがっていることは間違いないが、関心はまったく無いようだ。唯一エストゥディアンテスが引き取りたいと考えているようだが、それはロホにとってキャリアのラストを意味する場所だ。

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言うまでもないが、彼はもはや限界に達しているように見える。したがってこのリストには入れなければならない。

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