【コパ・アメリカ】三好が代表初を含む2ゴールを挙げるも…ウルグアイに2度追い付かれドローに終わる

コパ・アメリカが現地時間21日に開催され、日本が強豪ウルグアイとの一戦を迎えた。

前節チリ戦で0-4と屈辱的な敗北を喫した日本。大会初勝利を目指し久保建英や上田綺世がベンチスタートとなり、代わって安部裕葵やベテラン岡崎慎司、さらに三好康児など6選手を入れ替えウルグアイ戦に臨んだ。押し込まれながらも反撃の機会を窺っていた日本は25分、柴崎岳がロングフィードを送ると、三好が右サイドからペナルティエリア右までドリブルで進入。DFを一人交わして右足を振り抜き、日本が貴重な先制点を奪取する。

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昨年10月に行われた前回対戦同様に先にゴールを決めた日本だったが、コパ・アメリカ最多優勝を誇るウルグアイが牙を剥く。29分にロングボールに反応したエディソン・カバーニがペナルティエリア内でシュートを狙うと、ブロックに入った植田直通と接触。一度プレー続行となったものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で危険行為とみなされPKの判定に。キッカーのルイス・スアレスがゴール右に沈め、1-1の同点で試合を折り返す。

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嫌な形でスコアをタイに戻された日本。それでも、今試合でキレのあるドリブルを披露していた三好が再び結果を出す。59分に中島翔哉のパスに反応した杉岡大暉が左サイドからクロスを送ると、GKが弾いたボールが三好の足下へ。ビッグチャンスを得た三好が左足で冷静に流し込み、日本が勝ち越し弾を挙げる。前節ベンチスタートだった選手が結果を出し、日本の勝利が近づいたかに見えたが、強豪ウルグアイは一筋縄ではいかなかった。66分に左サイドからのCKを与えると、ホセ・ヒメネスが頭で合わせて再び同点に。リードを守り切れず2-2の引き分けに終わり、日本の白星とはならなかった。

日本がリードを奪うもウルグアイに2度追い付かれドローに

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