2019FIFAフランス女子ワールドカップ決勝トーナメントが23日に開催。開催国フランスとブラジルによるビッグマッチが実現した。
【ワールドカップ女子】開催国フランスとドイツが3連勝で決勝Tへ！中国はスコアレスも16強入りを決める
前半は互いに決め手に欠きスコアレスで試合を折り返すと、後半に入ってゲームが動き出す。51分にフランスのヴァレリー・ゴヴァンがグラウンダーのクロスに反応して先制弾をゲット。対するブラジルも63分にタイーザのミドルシュートでネットを揺らし、1-1の同点で延長戦に突入する。両チーム死力を尽くし迎えた106分、右サイドからFKを獲得すると、キッカーのアメル・マイリが左足でクロスを供給。走り込んだ主将アマンディーヌ・アンリが左足で押し込み、劇的な勝ち越し弾をゲット。開催国フランスが2-1で強豪対決を制した。
【ワールドカップ女子】なでしこが2失点でイングランドに完敗…決勝TではグループE首位と対戦
グループDを3連勝で首位通過したフィル・ネビル監督率いるイングランドは、勢いそのままにカメルーンを圧倒する。14分にカメルーンのGKがバックパスをキャッチしたとしてペナルティエリア内で間接FKを得ると、ステフ・ヒュートンが右足を一閃。幸先よく先制点を挙げ、前半アディショナルタイムにはエレン・ホワイトが左足で押し込み、イングランドがリードを広げる。さらに58分、CKからアレックス・グリーンウッドが左足でネットを揺らして勝負あり。3-0と快勝したイングランドが準々決勝にコマを進めた。
