レッドブルF1首脳「ガスリーは自分のペース不足を心配すべき」と発言も、クビアトとの早期交代のうわさは否定

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 レッドブル・レーシングが、シーズン途中でピエール・ガスリーを降ろし、トロロッソのダニール・クビアトを起用するのではないかといううわさが持ち上がっているが、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコがそれを否定した。

 2019年第8戦フランスGPでレッドブルのマックス・フェルスタッペンは予選4番手、決勝4位という成績を出した。一方でガスリーは予選でマクラーレン勢やルノーのダニエル・リカルドに敗れて9番手、決勝ではさらにルノーのニコ・ヒュルケンベルグとアルファロメオのキミ・ライコネンにも先行され、11位でフィニッシュした。リカルドのペナルティで10位に繰り上がり、1ポイントを獲得したガスリーだが、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、「11位フィニッシュというのは残念な結果だ」と発言した。

 ガスリーは、フェルスタッペンとの大きなパフォーマンス差を縮めようと努力を続けており、いい方向に進んでいると自身もチーム首脳陣も発言してきたが、今回のフランスGPではその傾向が見られなかった。

 これによってガスリーへのプレッシャーは一段と高まっていると推測する者が多い。フランスGP日曜の夜にヘルムート・マルコが、クビアトのマネージャーを務めるニコラス・トッドと会話していたことから、早ければ次戦オーストリアからガスリーとクビアトの交代が行われるのではないかといううわさまで持ち上がっている。

2019年F1第8戦フランスGP ピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 しかしマルコはこれをはっきりと否定した。

「それは間違ったうわさだ」とマルコはMotorsport-Magazinに対してコメントした。

「先週はヒュルケンベルグが取って代わると言われ、今回はクビアトだ。私は大勢の人と会話している。(ニコラス・トッドの)父親のジャンとも話した」

「(ガスリーは)フランスでのペース不足を心配すべきだ。しかし我々はガスリーをシーズン最後まで走らせる予定だ」

 ガスリーは、速さを発揮できなかった理由としてRB15に技術的問題があった可能性があると考えている。チームはマシンを詳細にわたって調べていると、マルコは語った。

「彼のマシンを隅から隅まで調べる。シュピールベルク(でのオーストリアGP)の前に分解して調べるつもりだ。あらゆるパーツをチェックする」