「Play of the Week」はジョーンズの本塁打キャッチ

日本時間7月2日、メジャーリーグ機構は今季第14週の「Play of the Week」にジャコビー・ジョーンズ(タイガース)の鮮やかな本塁打キャッチを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。ジョーンズは、日本時間6月30日に行われたナショナルズ戦でビクトル・ロブレスが放った大飛球をフェンスの向こう側へグラブを差し出してキャッチし、本拠地コメリカ・パークを大いに沸かせた。

日本時間6月30日のタイガース対ナショナルズの一戦の3回表、ロブレスが放った打球は左中間への大飛球となり、先制本塁打かと思われた。しかし、中堅ジョーンズが快足を飛ばしてフェンスに駆け寄り、フェンス上部によじ登り、フェンスの向こう側へグラブを差し出して見事にキャッチ。同じ外野手であるロブレスは、自身のヘルメットを高く掲げ、ジョーンズの好プレイを称えた。なお、タイガースはこの試合に7対5で勝利している。

ジョーンズは、球団史上初の「Play of the Week」受賞者となった。また、ジョーンズに本塁打をキャッチされたロブレスは、2週間前に素晴らしいダイビングキャッチで「Play of the Week」に選出されている。なお、同賞受賞者の延べ14人のうち、内野手3人を除く11人はすべて外野手となっている。現時点ではロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ)が唯一の複数回(2度)受賞者である。

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