熱戦開幕 55チーム堂々行進 新時代 記憶に残る大会を

令和最初の甲子園切符を懸けた第101回全国高校野球選手権長崎大会が11日、開幕した。開会式で力強く行進する選手たち=長崎市、県営ビッグNスタジアム

 第101回全国高校野球選手権長崎大会第1日は11日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで開会式が行われ、甲子園出場を懸けた熱戦が始まった。開会式後に1回戦1試合が行われ、口加が北松西に6-3で競り勝ち、2回戦に進んだ。
 式では、長崎商吹奏楽部の軽快な演奏が流れる中、昨年Vの創成館を先頭に55チームの選手たちが元気に行進。黒江英樹県高野連理事長が開会を宣言し、創成館の深見直人主将が優勝旗を返還した。西田哲也県高野連会長らがあいさつした後、池松誠二県教育長が激励。最後に長崎鶴洋の小川桜輔主将が力強く選手宣誓した。
 開幕戦では2001年の夏の甲子園に出場した波佐見のメンバー、山脇慎太郎さんが始球式。試合は口加が三、六、八回に2点ずつを奪い、粘る北松西を振り切った。
 第2日は12日、ビッグNと佐世保市総合グラウンド野球場で1回戦計6試合を実施する。

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