カージナルスが4連戦スイープ 同率地区首位に浮上

【カージナルス6-3パイレーツ】@PNCパーク

カージナルスは、4番のポール・ゴールドシュミットが4試合連発となる22号ソロを放つなど、3本塁打などで6点を奪い、先発のマイルズ・マイコラスを援護。マイコラスは6回3失点と試合を作り、6対3でパイレーツを破って敵地での4連戦をスイープした。先発の役割を果たしたマイコラスは今季7勝目(10敗)をマーク。カージナルスはこれで5連勝となり、カブスと並んでナ・リーグ中部地区の同率首位に浮上した。一方のパイレーツは、本拠地で被スイープを喫して5連敗。先発のジョー・マスグローブは5回6失点(自責点5)で今季9敗目(7勝)となった。

初回にホゼ・マルティネスのタイムリーとポール・デヨングの犠牲フライで2点を先制したカージナルスは、3回裏にブライアン・レイノルズの犠牲フライで1点を返されたものの、4回表にゴールドシュミットの22号ソロとコルテン・ウォンの8号ソロで2点を追加。5回表にもデクスター・ファウラーの11号2ランで2点を追加し、一発攻勢で試合の主導権を握った。6回裏にマイコラスがスターリング・マーテイのタイムリー二塁打などで2点を失い、3点差に迫られたが、7回以降はジョン・ガント、アンドリュー・ミラー、カルロス・マルティネスのリレーでパイレーツの反撃をシャットアウト。同率地区首位に浮上したカージナルスは、マット・カーペンター、ジェッド・ジョーコ、マーセル・オズーナといった主力打者が今後続々と戦列復帰する見込みであり、トレード市場では投手の補強を目指すことになりそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.