【ラ・リーガ】久保のトップチーム起用に消極的なジダン監督…偉人たちの成功をヒントに今こそ冒険を

プレシーズンで、他の選手に引けを取らないプレーを見せているレアル・マドリードの日本代表MF久保建英。しかしジネディーヌ・ジダン監督は、新シーズンで久保をトップチームで起用することに消極的なようだ。

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バルセロナ下部組織の頃から“ジャパニーズ・メッシ”と称されていた久保は、18歳になりよりその呼び名の正当性を証明している。先日のフェネルバフチェ戦でも短い出場時間でチャンスを創出した久保だが、ジダン監督は慎重な姿勢を示しており、他の若手同様に新シーズンはBチームに相当するカスティージャでのプレーを画策。トップチームへはトレーニングのみの参加となり、試合で起用するリスクは避けたいと考えているようだ。

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レアルの監督が冒険心を持って10代の選手をトップチームデビューさせ、後に語り継がれるレジェンドにまで成長した例はいくつも存在する。1994年にレアルの監督だったホルヘ・バルダーノ氏は、当時17歳だったラウール・ゴンザレスの才能を見抜き、同シーズンにはラ・リーガ優勝を達成。1984年、アルフレッド・ディ・ステファノ氏は0-2と負けてる状況でエミリオ・ブトラゲーニョをトップチームデビューさせ、2ゴール1アシストを記録しチームを逆転勝利に導いている。

久保のトップチームデビューにジダン監督は消極的

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