Dバックスが勝率5割復帰 平野1失点も今季4勝目

【ナショナルズ5-7ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ダイヤモンドバックスは、6回表、7回表と2度にわたってリリーフ陣がリードを守れなかったものの、5対5の同点で迎えた7回裏にアダム・ジョーンズのタイムリーで2点を勝ち越し。終盤2イニングを5番手のアーチー・ブラッドリーが無失点に抑え、7対5でナショナルズを破って勝率5割復帰を果たした。ダイヤモンドバックス4番手の平野佳寿は、1点リードの7回表にアンソニー・レンドンに同点タイムリーを浴びて1回1失点だったが、今季4勝目(5敗)をマーク。ブラッドリーには今季2セーブ目が記録された。一方、敗れたナショナルズは、先発のパトリック・コービンが6回途中5失点と今一つ。3番手のワンダー・スエロが今季6敗目(3勝)を喫した。

2回表にヘラルド・パーラの6号2ランで先制を許したダイヤモンドバックスは、2回裏にジョーンズとニック・アーメッドのタイムリー二塁打で3点を奪い、逆転に成功。3回裏にはケテル・マーテイが24号ランニング本塁打を放ち、リードを2点に広げた。4回表にブライアン・ドージャーの16号ソロで1点差とされ、6回表にはカーソン・ケリーの捕逸により4対4の同点に追い付かれたが、6回裏にジョーンズのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。7回表に平野が同点打を浴びるも、その裏に再びジョーンズが勝ち越し打を放ち、これが決勝点となった。ジョーンズは3本のタイムリーを放ち、4打点を叩き出す活躍。ダイヤモンドバックスは、ワイルドカード圏内まで2.5ゲーム差に迫っている。

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