11日夜にプレミアリーグ開幕戦でチェルシーと対戦するマンチェスター・ユナイテッド。
昨季はオレ・グンナー・スールシャール新監督を迎えて調子を高めたものの、結局終盤に失速してチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまった。
なかなか結果が残せないシーズンが続くマンチェスター・ユナイテッドで、ここ10年に獲得されたストライカーのランキングとは?『Planet Football』の格付けを見ていこう。
10位:ラダメル・ファルカオ
少なくともプレーはしたが、彼は非常に高価なミスだった。ローンでやってきた選手であるにもかかわらず、手数料は莫大なものだった。
ユナイテッドで彼がゴールを決めたとき、チームは負けたことがない。とはいえそれは4回だけだが。
9位:ベベ
ベベのせいではない。カルロス・ケイロスの推薦によりアレックス・ファーガソンが獲得したが、実際にプレーを見たことはなかったという。
彼は初期にいくつかのプレーで人々を感動させたが、徐々にあまりにも厳しく判断されるようになった。現在は中盤にポジションを移し、ラージョ・バジェカーノでレギュラーを獲得している。
8位:ウィルフリード・ザハ
ベベよりも出場数もゴール数も少なかったザハ。とはいえそれなりの価格で売れはしたので、この順位になった。
オールド・トラッフォードでプレーしたのは僅か2試合。クリスタル・パレスに買い戻されたときにはおそらく600万ポンド(およそ8.7億円)程度が返ってきたとされている。
7位:アレクシス・サンチェス
もちろんサンチェスはまだマンチェスター・ユナイテッドにいるので、これから順位が上がっていく可能性は十分にある。
ただ現在のところ45試合で5ゴールという結果は期待に沿うものではない。コパ・アメリカでは復活の片鱗を見せていたため、今季が勝負になるだろう。
6位:メンフィス・デパイ
メンフィスはマンチェスター・ユナイテッドにとって悪くはなかった。ルーク・ショウと素晴らしいパートナーシップを形成することができた。
しかしそのルーク・ショウが足を骨折して長期離脱になり、彼を信頼したファン・ハールは退任してしまい、彼の立場は急速に悪化してしまった。リヨンに行ってからの彼はまさに鬼神のようである。
5位:ロメル・ルカク
マンチェスター・ユナイテッドはエヴァートンから7500万ポンドもの価格でルカクを引き抜いた。
それから96試合で42ゴールという記録は決して悪いものではないが、そのうち10得点は最初の11試合であげたものであり、かなり下降はしている。
4位:アントニ・マルシャル
ファーガソン時代が終了してから、マンチェスター・ユナイテッドにやってきてから評価を高めた選手はほとんどいないが、マルシャルはそういう存在だ。
若くして加入したあと、モナコ時代よりも完全な選手になった。成長はしているが、何度もポジションを失う危機に瀕したことも事実であるし、これくらいの順位が妥当だ。
3位:チチャリート
マンチェスター・ユナイテッドが取引面で成功したのは間違いなく彼だ。ワールドカップでチチャリートが高額になる数ヶ月前、すでに契約をまとめていたのだ。
オールド・トラッフォードではスーパーサブとして印象的な活躍を続け、圧倒的な得点率を記録した。そして売却額もそれなりに高かった。
2位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
パリ・サンジェルマンをフリーで退団し、マンチェスター・ユナイテッドにやってきたズラタン・イブラヒモヴィッチ。すでに高齢だったことから疑問符は付けられたが、そのプレーは苦しむクラブを救うものだった。
残念ながら1年目の終盤に大きな怪我を負ってしまったことにより難しい時間を過ごすことにはなったが、33試合で17ゴールという記録は高い評価を与えられる。
1位:ロビン・ファン・ペルシー
トップ3のうち2人がアレックス・ファーガソン時代のものであることは仕方がないものだ。ファン・ペルシーはとくに御大の引退に華を添えるために獲得されたようなもの。
彼はマンチェスター・ユナイテッドで106試合に出場して56ゴールを決めた。その数字だけではなく、重要な試合で力を発揮した。間違いなく彼が1位に値する。