【リタイア】“小さな王子”マルキージオが現役引退…「トリノ生まれの少年は夢を叶えたんだ」

ユベントスやゼニトでプレーした元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが現役引退を表明した。

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33歳のマルキージオは7歳でユーベの下部組織に入団すると、トップチームで12シーズン過ごして通算389試合に出場。セリエAで7つのタイトルを獲得し、コッパ・イタリアでは4度優勝、さらにUEFAチャンピオンズリーグ決勝にも進出した。イタリア代表でも55キャップを記録してEURO2012ではファイリストとなったマルキージオ。「ユーベのトップチーム昇格の道が見えた時、僕の夢が実現したんだ」と輝かしいキャリアを振り返った。

「僕はトリノ出身の子供で、ユーベでプレーすることを夢見ていた。1年前にユーベのスタジアムに別れを告げた時は美しい気持ちに溢れたよ。残念なことにユーベでチャンピオンズリーグ優勝やイタリア代表でUEROのタイトルを獲ることはできなかったね。今後の事は分からない。僕の家族は未来を恐れないようにと教えてくれたよ」。

“小さな王子”マルキージオが現役引退

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