国際サッカー評議会(IFAB)は、脳震盪で選手が倒れた場合一時的な選手交代を認める考えを明らかにした。
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サッカー界では近年、ゲーム中に頭部を強打し脳震盪を起こして倒れこむ選手が相次いでおり、人体への影響を問題視。IFABは試合中にメディカルスタッフによる診断を受けるため、一時的に代用選手がプレーし問題がなければ元の選手が復帰するルールを検討している。IFABや医療スポーツの専門家が話し合いを行い、来年2月に最終決定を行う予定だ。
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早ければ6月に開催されるEURO2020での導入が予想されるが、アイルランドサッカー協会(IFA)CEOのパトリック・ネルソン氏は来シーズンからの適用になると言及。「EUROではなく来シーズンに導入するかの話し合いになると思う。まずは地理的な広がりを確保しなければならない」と続けている。