「長崎くんち取材記録」 踊町の歴史や演し物紹介

元長崎学研究所長・土肥原さん 自費出版

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今年の長崎くんちの取材記録を出版した土肥原さん=長崎市役所

 長崎市の元長崎学研究所長、土肥原弘久さん(62)が、今年の長崎くんちの演(だ)し物や出演者の思いなどをまとめた「令和元年版 諏訪神事 長崎くんち取材記録」を自費出版した。
 土肥原さんはくんち研究者として知られ、自身も八幡町の「弓矢八幡祝い船」の根曳(ねびき)として2度出演した。2005年から地元テレビ局で奉納踊りの解説者を務め、毎年踊町を取材している。14年以降、取材記録を毎年出版しており、今回が6冊目となる。
 今年の取材記録では、踊町5カ町(今博多町、魚の町、玉園町、江戸町、籠町)の歴史や演し物の内容を紹介。奉納の作法、余興と掛け声、御花(祝儀)について解説した。くんちに懸ける思いなど出演者のインタビューも掲載した。
 土肥原さんは「踊町出演者だけでなく、くんちに興味がある人にも手に取ってもらい、今年の演し物を振り返ってほしい」と話している。
 A5判、166ページ。1100円。長崎市内の好文堂書店(浜町)と長崎歴史文化博物館(長崎市立山1丁目)で販売中。