2019年のスーパーGT戦ったフレデリック・マコウィッキ、2020年はポルシェから北米IMSAフル参戦

 12月7日にドイツ・ヴァイザッハで開催されたポルシェの『ナイト・オブ・チャンピオンズ』のなかで、フレデリック・マコウィッキが北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップへフル参戦することが発表された。

 ナイト・オブ・チャンピオンズはポルシェの2019年モータースポーツ活動をふり返るイベントで、各シリーズを戦ったドライバーたちが登場し表彰されるもの。例年、このタイミングで次シーズンに向けた活動方針などもアナウンスされる。

 このなかで、ポルシェは2020年IMSAに2台の2019年型ポルシェ911 RSRを投入することを発表。起用ドライバーのなかにマコウィッキも名を連ねた。

2019年のスーパーGT第7戦SUGOを制したCRAFTSPORTS MOTUL GT-R

 2019年、マコウィッキは2014年以来にスーパーGTへフル参戦。平手晃平とともにCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rをドライブし、第7戦SUGOでは今季ニッサン勢唯一となる勝利も挙げてみせた。

 、マコウィッキはスーパーGTでの活動と並行してデイトナ24時間を含むIMSAの3戦に第3ドライバーとしてスポット参戦しており、2020年はパトリック・ピレに代わる形でレギュラードライバーに昇格。2016年以来にIMSAフルシーズンを戦うことになる。

 2020年、マコウィッキは911号車ポルシェ911RSRをニック・タンディとともにドライブ。また一部ラウンドでは第3ドライバーのマット・キャンベルともマシンをシェアする。

 マコウィッキは12月8日に富士スピードウェイで開催されたニッサン/ニスモのイベント『NISMO FESTIVAL 2019』に出演予定だったが、12月6日に欠席がアナウンスされていた。

マコウィッキの欠席により、ニスモフェスティバル2019では本山哲アンバサダーがCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rをドライブ

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