長崎県内新成人 1万3389人 過去最少 長崎など8市町 あす式典 ミレニアムベビーも20歳

 13日は成人の日。県教委によると、県内の新成人は前年より264人少ない1万3389人(2019年11月1日時点)で、統計を取り始めた1980年以降過去最少となった。
 新成人は1999年4月2日~2000年4月1日生まれ。コンピューターの誤作動などが懸念された「西暦2000年問題」が話題となったほか、00年生まれは“ミレニアムベビー”と呼ばれた。県内では大島大橋が開通したほか、県立長崎シーボルト大(現在の県立大シーボルト校)が開学した。
 内訳は、男6716人(前年比139人減)、女6673人(同125人減)。自治体別では長崎市が最も多い3707人で、佐世保市2514人、諫早市1284人と続いた。外国人を含んでいる自治体もある。
 長崎市など県内8市町では12日、成人式を開き、新成人の誓いの言葉や抽選会、思い出の写真の上映などを予定。島原市など13市町は、正月の帰省時期に合わせて3~5日に実施した。

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