【全国の一度は訪れたい温泉地:まとめ】ゆっくり温まりたい日本の名温泉12選

いよいよ温泉のベストシーズンがやってきました。肌寒さを感じたら、芯から身体が温まる温泉が恋しいですね。私たちの身体も心も寛がせてくれる温泉は、日本の素晴らしい財産。日本各地の数ある名湯の中で、一度は訪れたい人気温泉地があります。そこで、TABIZINEでは「全国の一度は訪れたい温泉地」を連載でお届けしました。最後に総集編をまとめましたので、ご覧ください。実際に訪れて、温泉の素晴らしさに浸りたいものです。

宝川温泉 写真提供:みなかみ町観光協会

【全国の一度は訪れたい温泉地】大雪山の麓にある「神々の遊ぶ庭」 層雲峡温泉<北海道>

層雲閣グランドホテル 峡谷露天風呂 写真提供:社団法人層雲峡観光協会

北海道の大雪山国立公園の美しい自然に囲まれた「層雲峡温泉」は、日本で最も早く紅葉する山として有名な黒岳の山麓に位置しています。カナダの山岳リゾートを模して整備されており、欧米的な雰囲気が感じられます。内風呂および露天風呂からは、四季折々で新緑、紅葉、雪景色と峡谷の美しい自然を眺められ、「温泉総選挙2018 絶景部門」において、層雲峡温泉が1位に選ばれました。

北海道・層雲峡温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】大雪山の麓にある「神々の遊ぶ庭」 層雲峡温泉<北海道>

【全国の一度は訪れたい温泉地】憧れの雪見風呂を叶えたい 定山渓温泉<北海道>

写真提供:一般社団法人定山渓観光協会

札幌市街地から南に26km、車で1時間弱の距離にある定山渓温泉。札幌駅、大通、すすきの発の送迎バス「かっぱライナー号」が1日14便運行(要予約)しており、訪れやすいのも魅力。

北海道・定山渓温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】憧れの雪見風呂を叶えたい 定山渓温泉<北海道>

【全国の一度は訪れたい温泉地】ノスタルジックな風景に恋する 銀山温泉<山形県>

写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会

雪国山形で、1~2月に最も混み合う場所の一つが銀山温泉。この美しい雪景色と温泉に焦がれて、訪日旅行客を含む多くの旅行客が集まります。夜になり、降りしきる雪がガス灯に照らされるさまは、またしみじみとした風情がありますよ。

山形県・銀山温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】ノスタルジックな風景に恋する 銀山温泉<山形県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】恋の病以外はどんな病気でも治る 草津温泉<群馬県>

西の河原露天風呂(秋) 写真提供: (一社)草津温泉観光協会

「恋の病以外ならどんな病気でも治る」といわれ、酸性のお湯なので殺菌効力が高く、傷の治りや病に良いとされています。古くは江戸時代の温泉番付で「西の有馬、東の草津」の大関に選出(この番付では大関が最高位)された、東日本を代表する名湯です。

群馬県・草津温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】恋の病以外はどんな病気でも治る 草津温泉<群馬県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】日本一情緒のある風呂と言われる 法師温泉<群馬県>

法師乃湯 写真提供:みなかみ町観光協会

法師温泉を有名にしたのは、木造の美しい混浴風呂「法師乃湯」。浴槽は建築されてから1世紀以上経っていますが、高い天井やアーチ形の窓などがモダンな印象を与えますね。下に敷き詰めた玉石の間から純度100%の源泉が自然湧出、4つある浴槽はそれぞれ微妙に温度が違うそうです。

群馬県・法師温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】日本一情緒のある風呂と言われる 法師温泉<群馬県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】世界一シェアの旅行ガイドブックが選んだ温泉 宝川温泉<群馬県>

写真提供:みなかみ町観光協会

群馬県みなかみ温泉郷のひとつ「宝川温泉」は一軒宿で、宝川温泉といえば汪泉閣(おうせんかく)を指します。かけ流しの露天風呂は宝川沿いに4つあり、総面積は470畳。露天風呂と一体化した宝川や周囲の山々を含めると、日本一の広さを感じる露天風呂かもしれませんね。

群馬県・宝川温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】世界一シェアの旅行ガイドブックが選んだ温泉 宝川温泉<群馬県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】富士山と温泉の至福を味わう 箱根温泉<神奈川県>

箱根ゆとりろ庵 (C) PR Times

箱根には現在二十湯もあり、そのバラエティに富んだ泉質ゆえ、「温泉のデパート」とか「温泉の博物館」などと表現されることもあるほど。箱根の湯の良さは、万人が認めるところです。

神奈川県・箱根温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】富士山と温泉の至福を味わう 箱根温泉<神奈川県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】しだれ柳に誘われて七つの外湯巡り 城崎温泉<兵庫県>

一の湯 写真提供:豊岡市フォトライブラリー

城崎に来たら、もちろん「外湯めぐり」。柳が揺れる川沿いに広がる、情緒たっぷりのいで湯の町。城崎温泉のドレスコードは、浴衣姿。浴衣と下駄で、七つの外湯を巡りましょう。

兵庫県・城崎温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】しだれ柳に誘われて七つの外湯巡り 城崎温泉<兵庫県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】金泉・銀泉の湯に浸かる 有馬温泉<兵庫県>

写真提供:一般財団法人神戸観光局

日本最古の温泉といわれる、名湯「有馬温泉」。神戸市街地からもアクセスが良く、行きやすいことも人気。人間がまだ土を掘る技術を持たない時代に、すでに湧き出ていたそうです。金泉と銀泉のお湯が有名。

兵庫県・有馬温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】金泉・銀泉の湯に浸かる 有馬温泉<兵庫県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】女性ひとり旅人気ナンバーワン 道後温泉<愛媛県>

道後温泉本館 神の湯 写真提供:愛媛松山 道後温泉

愛媛県都松山市の「道後温泉」は、「女子旅の聖地」とも言われ、一時は満員札止めになっていたほどです。明治27年に建てられた、国の重要文化財指定の公衆浴場「道後温泉本館」などレトロな建物も大きな魅力。刺激が少なく肌に優しいなめらかな泉質は、「美人の湯」と称えられます。楽天トラベルの「おんな一人旅に人気の温泉地ランキング」では、5年連続で第1位。

愛媛県・道後温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】女性ひとり旅人気ナンバーワン 道後温泉<愛媛県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】全部入らなきゃ帰れない、温泉天国 別府温泉<大分県>

写真提供:(公社)ツーリズムおおいた

「日本一のおんせん県」大分県のナンバーワンの別府温泉。いずれも個性が異なり、市営で入浴料が安い温泉が多いのも嬉しく、全部試してみたくなります。また昔の人たちが地獄と恐れた湯けむり(噴気や熱気)を、現代の私たちは癒しの温泉とありがたがるのですから、地獄と天国は紙一重、物事は考えようなのかなと思ったりしますね。

大分県・別府温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】全部入らなきゃ帰れない、温泉天国 別府温泉<大分県>

【全国の一度は訪れたい温泉地】女性が憧れる人気温泉 湯布院温泉<大分県>

湯平温泉 中の湯 写真提供:(公社)ツーリズムおおいた

「日本一のおんせん県」大分県の由布岳の山麓にある人気温泉地「湯布院温泉」。小洒落たショップやレストランが建ち並ぶ様子は、地方都市とは思えないほど垢抜けており、女性に人気。豊富な湯量に恵まれ、各家庭にも温泉が引かれているほど。羨ましいですね。温泉地にありがちのいかがわしげな歓楽街がなく、女性や家族連れにも安心して過ごせます。

大分県・湯布院温泉はこちら

【全国の一度は訪れたい温泉地】女性が憧れる人気温泉 湯布院温泉<大分県>

一度は訪れたい、全国の名温泉。その魅力を確かめに、あなたも出かけませんか。

注意:記事掲載の情報は、2019年11月現在のものになりますので、詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

© 株式会社オンエア