イタリアの名門ミランの内紛が大きな話題になっている。
クラブの一時代を支えたパオロ・マルディーシ氏やズボニミール・ボバン氏が、今夏クラブを離れるのではと囁かれるほど事態は悪化している。
ここでは、そんなクラブOBたちが現役の選手として活躍した90年代黄金期の“縦じまユニフォーム”をご紹介しよう。
1990-92
Milan 1990-92 adidas Home
ミラン黄金時代の幕開けを象徴する胸スポンサー「Mediolanum(イタリアの保険会社)」時代のユニフォーム。1990年はトヨタカップ、91-92シーズンはセリエAをそれぞれ優勝している。
1992-93
Milan 1992-93 adidas Home
92-93シーズンから胸のスポンサーは「Motta(イタリアの製菓企業)」へと変わる。左胸にはリーグ王者の証であるスクデットワッペンを装着。このシーズンを最後にadidasとの契約は一旦終了となった。
1995-96
Milan 1995-96 Lotto Home
キットサプライヤーがLottoに変更となって2シーズン目。胸スポンサーは94-95シーズンから自動車会社の「OPEL」へと変わった。このシーズンは2季ぶりにリーグ制覇を成し遂げている。
1997-98
Milan 1997-98 Lotto Home
Lottoとの契約最終シーズンのユニフォーム。メーカーロゴの表示に変化が起きている。このシーズンのリーグは10位と低調な成績で終えている。
1998-99
Milan 1998-99 adidas Home
キットサプライヤーは黄金時代を共に戦ったadidasへと変わり、93年以来のコンビ復活となった。その最初のシーズンは3季ぶりにリーグを優勝している。
1999-2000
Milan 1999-2000 adidas Centenary
クラブ創設100周年を記念した極細ストライプのセンテナリーユニフォーム。このクラシックなデザインのキットは、世界中のファンやユニフォームマニアの間で争奪戦となった。