2017年7月に不整脈で試合中に倒れた元アヤックスのオランダ人MFアブドゥルハーク・ヌーリは、昏睡状態から2年8ヶ月ぶりに目を覚ました。
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ヌーリは2017年7月にヴェルダー・ブレーメンとの親善試合に出場すると、不整脈の発作を起こし突如ピッチに倒れ込む。脳にダメージを負い事実上引退となり以降は昏睡状態が続いていたが、オランダのTVメディア『De Wereld Draait Door』に出演したヌーリの兄弟が先日目を覚ましたと報告した。
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「アッピー(ヌーリの愛称)は食べてゲップをして寝たきりの生活を送っているけれど、良い時には眉を動かしたりするし病院にいることを自覚しているよ。僕たちは一緒に話したりサッカー観戦したりしている。時には試合を見て感情的になったりするけど、笑顔を見せてくれることが僕たちにとって何より嬉しいことだよ」。
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またアヤックスで元チームメイトのオランダ代表MFフレンキー・デヨングは、バルセロナ移籍を報告するため病院を訪れたと明かした。「彼の病室に行った時、彼の母親が“アッピー、フレンキーはバルサに行くべき?”って言ったんだ。そしたら彼は眉をひそめていたよ。僕にとってそれは特別な瞬間だった」。