新型コロナウイルスが追い打ち。武雄センチュリーホテルや瑞穂ハイランドスキー場などを運営する(株)瑞穂商事が破産へ

 (株)瑞穂商事(TSR企業コード:298899477、法人番号:9011101061905、邑智郡邑南町市木6249-19、設立2011(平成23)年12月、資本金7675万円、石井寿夫社長)と、関連の瑞穂リゾート(株)(TSR企業コード:742094227、法人番号:2240001019154、広島市西区南観音7-16-15、設立2007(平成19)年10月、資本金1000万円、同社長)、バークリープロパティ(株)(TSR企業コード:297060848、法人番号:6010001138238、邑智郡邑南町市木6249-19、設立2007(平成19)年3月、資本金50万円、同社長)は3月31日までに事業を停止し、破産手続きを宇留賀俊介弁護士(うるが法律事務所、東京都千代田区麹町1-6-16、電話03-6261-5912)に一任した。
 負債は現在調査中。

 瑞穂商事は「武雄センチュリーホテル」(佐賀県武雄市)などの運営を受託、瑞穂リゾートは「瑞穂ハイランドスキー場」を運営、バークリープロパティは「瑞穂ハイランドスキー場」の不動産を所有し管理していた。今シーズンの記録的な暖冬による積雪不足でスキー場の来場者数が減少していたうえ、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ホテル・スキー場ともに売上が大幅に減少。資金繰りが悪化し支えきれず、今回の措置となった。

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