壱岐市長選告示 白川氏、森氏 立候補

 任期満了に伴う壱岐市長選と、欠員に伴う同市議補選(被選挙数1)は5日告示された。市長選には、4選を目指す現職の白川博一氏(69)=無所属、自民・公明推薦=と、元「壱岐しごとサポートセンターIki-Biz」センター長で新人の森俊介氏(35)=無所属=が立候補し、一騎打ちとなった。市議補選には新人2人が届け出た。市長選、市議補選とも12日に投開票される。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、白川候補、森候補とも支持者を多数集める出陣式を自粛した。白川候補は芦辺町内で報道陣の取材に応じ、磯焼け対策などの施策について「全産業の振興に全力、壱岐の未来に必死(で取り組む)」と力を込めた。
 森候補は届け出後、島内各地を選挙カーで遊説。郷ノ浦町内では市民に感染症対策の施策を訴え「一緒に壱岐をもっとよくしていこう」と声を張り上げた。
 投票は12日午前7時から午後6時(大島、長島、原島は同4時)まで市内30カ所で実施され、午後7時から同町の壱岐の島ホールで開票される。
 有権者数は2万2129人(男1万450、女1万1679)=4日現在、市選管調べ=。

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